格安SIMに今の電話番号をそのままで移りたい(MNP)場合、同じ回線を選ばないと番号を持ち越せないのか?という疑問があるかもしれません。
今回は大手キャリアから格安SIMに移る際には同じ回線同士でないと番号の持ち越しはできないものか?という事でご紹介します。
この記事でわかること
・今の番号を持ち越す場合に回線の種類が異なっても問題ないのか?
・番号持越しの際に選ぶ必要のあるSIMカードの種類
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大手キャリアの今の電話番号で格安SIMで引き継ぐ場合は同じ回線を選ぶ必要あり?
結論から言いますと大手キャリアの回線と格安SIMで使う回線が異なっても番号の持ち越し(MNP)はできます。
・現在はau→格安SIMではドコモ回線を使用
・現在はドコモ→格安SIMでもドコモau回線
というように同じ回線を選んでもいいですし、異なる回線を選んでも問題はありません。
ただこの3点は注意すること
1.今のスマホをそのまま使うならスマホが格安SIMの周波数と合うかどうか
2.今のスマホを使うならSIMロック解除をする
3.格安SIMで選ぶSIMの種類
上記3点は注意をしましょう。
1.電波の周波数が合うかどうか
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で使用する電波の周波数は各社微妙に異なりますし、大手キャリアの電波を借りてる格安SIMも当然使用する電波によって周波数が異なります。
※機種により異なりますが自社の電波以外もちゃんと掴めるiPhoneやgoogle pixelシリーズは掴む電波の周波数が多いかと思いますよ(機種によりばらつきあり)
- 今のスマホを使うなら事前にここをチェック
この一覧の中にこれから使用する回線で自分の機種が載っていれば問題ありませんので、まずは格安SIMのHPから動作保証一覧で自分の使用する機種があるかどうかを確認しましょう。
2.今のスマホを使うならSIMロック解除をする
大手キャリアで販売されていたスマホは自社のSIMだけを認識させるためにロックをかける仕組みがありました(SIMロックというものですね)。
・ドコモ→格安SIMでもドコモ回線を使った会社
・au→格安SIMでもau回線を使った会社
・ソフトバンク→格安SIMでもソフトバンク回線を使った会社
格安SIMにする上で同じ回線を使う場合は基本はSIMロック解除は要りませんが、au回線同士でも一部機種及びiPhoneの下記の種類はSIMロック解除が必要です。
・i Phone 6s
・i Phone 6s Plus
・i Phone SE
・i Phone 7
・i Phone 7 Plus
格安SIMで選ぶSIMの種類
・音声SIM:(電話+SMS+データ通信)
・SMS SIM:(SMS+データ通信)
・データSIM:(データ通信)
・eSIM:(データ通信)
※大手キャリアから格安SIMへ番号をそのまま(MNP)で移る場合には、必ず音声SIMである必要があるということです。
音声SIM以外のSIMですと番号持越しできませんので、契約時にはSIMの種類を間違えないように注意しましょう。さいごに
今回は大手キャリアから格安SIMに移る場合に回線の種類が異なっても大丈夫なのか?ということを中心にご紹介しました。
1.今のスマホをそのまま使うならスマホが格安SIMの周波数と合うかどうか
2.今のスマホを使うならSIMロック解除をする
3.格安SIMで選ぶSIMは音声SIMを選ばないと番号持ち越せない
今のスマホを使う場合には格安SIM各社のHPでは動作保証端末一覧という項目で現在の端末が対応してるかどうか?をチェックしてください。
そして同じ回線のまま大手キヤリアから格安SIMに移るならSIMロック解除は不要ですが、au同士でも一部の機種及び(i Phone 6s/i Phone 6s Plus/i Phone SE/i Phone 7/i Phone 7 Plus)はSIMロック解除の必要がありますので注意してくださいね。
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