新幹線の車掌さんはどこにいる？用があって聞きたい時どうする？

新幹線の車内で乗務員の方に聞きたい用件がある。

そのような時には車掌さんに声をかければ解決できますが、実際のとこ車掌さんはどこに居るのでしょうか。

本記事では車掌さんが普段居る場所や、本当の緊急時に呼ぶ方法を解説してますので参考にしてみてください。

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新幹線の車掌室はどこにある？

それぞれの新幹線の車掌室の位置は上記の通りですが、薄い水色でマークした箇所は車掌室がグリーン車にあるという意味です。

車掌室を探す方法は簡単で、上越・北陸・東海道山陽新幹線は編成の中央部、それ以外の新幹線はグリーン車がある位置と覚えておけばOKです。

参考各新幹線は名称が様々ありますが、実際のところ各新幹線でも車両が共通していることがあります。

東海道新幹線と山陽新幹線の16両編成

東北新幹線と北海道新幹線

上越新幹線と北陸新幹線

というように実際は名称が異なるだけで、車両が共通しているため、車掌室も同じ位置にあるんです。

秋田新幹線と山形新幹線は途中駅まで東北新幹線と連結して走行します。

山型新幹線は福島で切り離し、秋田新幹線は盛岡で切り離しというように、東北新幹線と一体で走行します。

尚、秋田/山形新幹線⇔東北新幹線と連結されていても、それぞれの新幹線の間には運転台があるため、車内での行き来はできませんので注意してください。

急を要する用件なのか、否かで変わってきます。

東海道新幹線のN700Aでは、デッキ部分（駅で新幹線に乗り込んで、客室に入るまでのスペース部分）に緊急通報装置が備え付けられてます。

緊急通報装置を押すと、車掌さんとの通話ができますので、緊急時に利用できます。

それとは別に新幹線は、各車両客室部分にSOSボタンが設置されてます。

犯罪が起こってる

ドアに人が挟まれたまま電車が動き出した

など一刻の猶予もない時にこのSOSボタンを使えば、新幹線はその場に停止します。

急ぎではない用件の時には、車掌さんが巡回するのを待つか、それか車掌室を訪ねて行けば大丈夫です。

東海道山陽新幹線のように列車の両数が長い編成の場合は2名体制で、主要駅と主要駅を結ぶ区間を走行する場合などはここに1名加わります。

尚、東北新幹線と秋田/山形新幹線のように連結して走るタイプの新幹線の場合は、各編成に1名乗務してますので、連結して走るタイプの新幹線だと2名は最低乗務してます。

業務内容は多岐にわたり、

各駅でドアの開閉

旅客対応

車内アナウンス・乗り換え案内

パーサーと情報共有

などなど、業務内容は切符確認やドア開閉以外にも多くの業務をこなすのが車掌さんの役割でもあります。

最大の業務は安全に旅客の安全と列車の安全運行に携わること、これに尽きるでしょう。